トリトンEVテクノロジーは、セイノーホールディングスの子会社ココネットが5月28日より開始した「喜くばり本舗」事業で使用する車両として、同社が開発した電気自動車を貸与、実証実験を開始する。
トリトンEVテクノロジーは、ゼロスポーツ社より、電気自動車部門の事業譲渡を受けた渦潮電機の100%子会社として、2011年6月に設立。同社がセイノーグループと電気自動車を用いた実証実験を行うのは、今回が初めてとなる。
実証実験では、福岡県でご用聞きサービスを展開する喜くばり本舗の宅配車両に、トリトンEVテクノロジーが開発したスバル『サンバーバン』ベースのコンバージョンEVを貸与する。
今回、使用する車両は、高容量・高出力のリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離の延長を図ったほか、床下のバッテリー搭載位置を工夫することで、低床かつ広くフラットな荷室を確保。集配業務に適した仕様としている。