韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の主力小型セダン、『エラントラ』。同車が中国市場で、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは8日、ヒュンダイと北京汽車との中国合弁、北京現代が明らかにしたもの。2008年3月から2010年1月の期間に生産されたエラントラについて、フロントエアバッグの不具合により、リコールを実施する。
北京現代によると、車両が停止または低速走行時に、衝撃を受けていないのにエアバッグが突然展開するトラブルが発生。リコール対象台数は、9万7452台に上る。
北京現代は、エアバッグコントロールモジュールのソフトウエアを交換する対応を取る。部品が用意できる7月10日から、リコール作業に着手するとしている。