日産自動車は11日、同社の電気自動車『リーフ』で削減されたCO2を活用した個人名義のユーザー向け新プログラム「日産ゼロ・エミッションファンド」を立ち上げると発表した。
同ファンドにより集められたCO2排出権は、国内クレジット制度(国内排出削減量認証制度)に基づき、低炭素投資促進機構が購入。売却益はゼロ・エミッション社会の実現を加速させるために、急速充電器の設置及び森林保全活動に活用する。
森林保全については、音楽家の坂本龍一氏が代表を務める「more trees」と協働で実施。国内で保全が必要とされている森林に対し、同ファンドの売却益を活用して間伐を行い、「リーフの森」として再生していく。