モナコGPでフェラーリF2012と自身のドライビングに適したセットアップを発見できたことが、パフォーマンス改善に役だったとフェリペ・マッサが語る。
モンテカルロでマッサは今年最高のパフォーマンスを誇示した。第5戦まではQ3進出もなく最高成績は9位止まりだったが、モナコでは予選7位から先頭集団に加わり6位フィニッシュに持ち込んだ。
「モナコのストリートサーキットは他に類似したコースがなく、セットアップも他のサーキットとは大違いだが、少なくともここで見つけた方向性は他のトラックに活きて欲しいと願っている。あれは特異な単発現象だった可能性もあるが、今年になって、F2012が最も僕のドライビングにフィットしていたことは事実だ」
モナコが自身のやる気を大いに高めたことを認める一方で、マッサが目指すのは6位よりももっともっと上のリザルトだ。
「以前よりも自信は深まった。ただ、モナコでは最初のフリー走行の段階でポディウムは行けると思っていたので、6位なんかに満足しているわけではない」