地球から見て、内惑星である金星が太陽の前を横切る現象である「金星の太陽面通過」。今朝午前7時過ぎから、この天体ショーがスタートしている。
気象庁のアメダスの日照時間を見ると、九州から東海では晴れており、絶好の観測日和。北海道内陸部や東北太平洋沿岸の一部も晴れ。関東では残念ながら雨が降っている。
これから金星は、ゆっくりと太陽面を横切っていき、12時ごろには太陽の正面から見て右側に移動。そして、昼の1時30分~1時47分ごろにかけて右下へと移動して太陽から出ていくとのこと。残り2時間となった天体ショー。「日食メガネ」の着用、安全な場所での観測を心がけて楽しんでもらいたい。