出会い頭事故のクルマ、立ち話の女子中学生直撃

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2日午後5時15分ごろ、福島県会津若松市内の市道で、交差点を進行していた乗用車同士が出会い頭に衝突。このうち1台が路外に逸脱し、路肩に立っていた女子中学生4人に突っ込む事故が起きた。この事故で1人が重傷、3人が軽傷を負っている。

福島県警・会津若松署によると、現場は会津若松市神指町付近。双方とも幅員約4mの直線区間で、交差点に信号機は設置されていない。一時停止を無視して交差点へ進入してきた会津若松市内に在住する24歳男性の運転する乗用車に対し、優先道路を左方向から進行してきた優先道路を走行していた会津美里町内に在住する62歳男性の運転する乗用車が衝突。うち1台が弾みで道路右側の路外に逸脱し、路肩に立っていた女子中学生4人の列に突っ込んだ。

この事故で14歳の女子中学生が足を骨折する重傷。他の3人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。双方の運転者にケガはなかった。

現場は見通しの悪い交差点。道路に歩道やガードレールは設置されていなかった。女子中学生4人は路肩で立ち話をしていたという。警察では24歳男性側の一時停止無視が事故の主因とみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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