ケーヒンは、中国にある研究開発子会社のである京濱電子装置研究開発上海(KCRD)が遼寧省瀋陽の瀋陽国際ソフトウェアパークに第二拠点を開設したと発表した。
投資額は約100万元(約1200万円)で2012年末に従業員数約50人を配置する。
中国では、環境意識の高まりから燃費規制が大幅に強化され、燃費技術を支える環境先進技術の中国国内での開発が迫られており、今後は完成車メーカーの開発現地化が加速する見通し。
同社は2003年から中国での開発の現地化を進めてきたが、顧客サービスを一層充実するとともに、現地での部品調達によるコスト競争力を強化するため、第二拠点を新設、開発の現地化を進める。
今後、日本と中国の研究開発拠点が一体となった効率的でスピーディな開発体制で、多様化する顧客ニーズに応えていくとしている。