ロータスのエリック・ブイエ代表は、シーズン途中のテストが制限されていることが予測不能なレース展開の原因のひとつだと語った。
2012年シーズンは、数年来なかったエキサイティングな序盤戦が繰り広げられた結果、開幕6戦で6人という前代未聞のウィナーリストがここにある。
ピレリタイヤがその要因だと言われる事が多いが、レース前にアップデートをテストで確認できないことこそ最大の要因だというのがブイエの見解だ。彼は、コスト削減策のひとつとしてテスト規制が非常に効果的であることは認めている。
「日程的にもシーズン中テストの増加はチームの負担が大きいのだ。 今の日数のまま、細かく分割する、たとえば6月のカレンダーに日程が空きそうなら、そこにテストを入れるというのも彼の一案だ」