【プサンモーターショー12】ヒュンダイのアバンテクーペ、アジア初デビュー

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華やかな演出の中、会場内に入ってくるアバンテクーペ
  • 華やかな演出の中、会場内に入ってくるアバンテクーペ
  • デザインコンセプトは、砂漠の中を吹き抜ける砂漠をイメージした
  • 2階を用意してホールのような造りになっている現代自動車ブース
  • グリーン(エコ)カーへ3つのアプローチを解説するギム・チュンホ社長
  • ギム・チュンホ社長とアバンテクーペ

現代(ヒュンダイ)自動車がプレスカンファレンスで披露したのは、アジアプレミアとなる「アバンテクーペ」。広く販売実績を残しているアバンテ4ドアがベースで、エンジンは1.6GDiに代えてよりダイナミックな走りができる2.0GDiエンジンを搭載する。

プレスカンファレンスはブース内に設けられた2階造りのホール内で開催された。ここでギム・チュンホ社長は、アバンテクーペを「より強力で洗練されたデザインで、ユーザーに新たな経験と価値を提供しつつ、市場の底辺部を拡大するのに役立つ」とし、個性を重視する若年層へのマーケティング戦略を計画していると述べた。韓国内での発売は今年10~11月頃を予定しているという。

既発売のセダンとは異なり、2ドアモデルとしたスポーティなデザインを採用。セダンのアバンテに比べて全長で10mm長くなったが、高出力/高トルクの2.0GDiエンジンによってクラストップレベルの走行性能を得たという。エンジンの基本スペックは、最高出力175ps、最大トルク21.3kgm。

ヒュンダイブースでは、「未来の移動手段のモデルを示すマイベイビジョン」「子供たちに夢と希望を与えてる車のキャラクターロボ「カーポリジョン」」「先端IT技術を見ることができるブルーリンク体験ゾーン」「現代自動車と「エクウス」と「ジェネシス」などのブランドの歴史を見ることができるブランドコレクション」といった企画展示を用意したことも紹介した。

《会田肇》

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