2011年12月、破産を申請したスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。同社の買収に関して、複数の企業が関心を寄せる中、今度はスウェーデンから謎のベンチャー企業の名前が浮上した。
これは24日、サーブのファンサイト、『SAABS UNITED』が伝えたもの。同サイトが独自ソースから得た情報として、「ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン社がサーブの買収交渉を進めている」と伝えたのだ。
このナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン社、聞き慣れない名前だが、元ボルボ(商用車)のCEO、Karl-Erling Trogen氏が立ち上げたEVベンチャー。同メディアによると、中国と日本の投資会社が出資して、5月に設立されたばかりだという。
果たして、スウェーデン企業によるサーブ買収は実現するのか。同サイトは、「ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン社はサーブ買収後、EVやハイブリッド車を生産する計画」とレポートしている。