メルセデス・ベンツ日本は24日、マイクロコンパクトカーのスマート『フォーツー』の全面改良を機に、装備内容を簡素化することで価格を159万円に抑えたエントリーグレードを新たに設定し、発売した。
メルセデス・ベンツ日本のニコラス・スピークス社長は今回の価格設定について、為替の円高ユーロ安を反映したものではないとした上で、「このクルマで成功を確実にするために、なんとか買い求めやすいエントリープライスにした」と述べた。
さらに「私どもにとって重要なのはお客様が買い求めやすい、そして魅力的で競争力のある価格ということを考慮した」としながらも、「競合車に対して価格を付けたというわけではない。ちゃんと価値あるものを提供していると私どもが思っている価格にした」とも強調した。