ホンダが24日にマイナーチェンジを予定している『フィット』。今回のモデルチェンジでの目玉の1つは、「ハイブリッドRS」というグレードが追加されたことだ。発表を前に、ディーラー取材によりその詳細が明らかになった。
ハイブリッドRSには、1.5リットルi-VTECエンジン+IMAモーターが搭載される。これは同社のハイブリッドスポーツカー『CR-Z』と同様のもので、エンジンとモーターを合わせた最高出力は128馬力に達する。このハイブリッドシステムに専用セッティングのボディ及びサスペンションが組合わさることで、軽快な走りを実現する。また、トランスミッションはパドルシフト付ホンダマルチマチックS(CVT)に加え、現行のハイブリッド乗用車ではCR-Zに次ぐ2台目となる、6速MTが追加される。JC08モード燃費は、CVT車が22.2km/リットル、MT車が20.0km/リットル。
そのほか、「SPORT」「NORMAL」「ECON」の3モードを備えた「3モードドライブシステム」を搭載、状況に応じた走りを楽しめる。
エクステリアには、フィット「RS」同様、16インチアルミホイール、専用のフロントエアロバンパー/フォグライト、サイドシルガーニッシュ、リアエアロバンパー、テールゲートスポイラーに加え、LEDアクセサリーランプ内蔵フロントグリルなどが標準装備される。
また、インテリアはRS同様、専用デザインのメーターやメタル製スポーツペダルなどによってスポーティさが演出されている。
価格はCVT車・MT車共通で、196万円から。