米国市場での好調な販売が続くスバル(富士重工)。同社が米国の主力工場で、増産を計画していることが判明した。
これは16日、米国インディアナ州の経済開発公社が公表したもの。スバルの米国生産子会社、SIA(スバルオブ・インディアナ・オートモーティブ)が、今後2年間にインディアナ工場へ7500万ドル(約60億円)を投資。生産ラインの増強を図ることが決まった。
今回の増産は、米国おける主力車、『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)と『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)の需要に対応するのが目的。両車は2012年4月、ニューヨークモーターショー12において、現行型初の大幅改良モデルを発表。そのため、需要増が見込めるとしている。
2014年、生産ラインの増強が完了すれば、同工場の生産能力は約15%向上する予定。同時に、約100名の新規雇用を創出する。