BMWは13日、新型『3シリーズ ツーリング』の概要を明らかにした。新型『3シリーズ』のワゴンモデルが、セダンに続いて新型に移行する。
新型は、プレミアムスポーツワゴンセグメントの新基準を目指して開発。先代モデルに対して、室内と荷物スペースの両方を拡大した。とくに荷室容量は、先代比でプラス35リットルの495リットル(VDA計測法)を確保。BMWによると、この容量はセグメント最大レベルだという。
後席は、40対20対40の3分割可倒式。電動テールゲート、ガラスハッチ、セパレートパーティションネット、床下に収納できるトノカバーなどを標準装備し、高い機能性を追求した。
搭載エンジンは、新型『3シリーズセダン』に準じる。欧州では、まずガソリン1、ディーゼル2の合計3ユニットを用意。ガソリンの「328i」グレードは、2.0リットル直列4気筒ターボを積む。最大出力は245psを発生。トランスミッションは6速MTと8速ATで、環境性能を高めるアイドリングストップとECO PROモードが標準採用されている。