下着泥棒、逃走阻んだ住人をはねる…住居侵入罪の男を再逮捕

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下着盗難を行うために住居侵入し、逃走を阻止しようとした近隣住人3人をクルマではねて負傷させたとして、福岡県警は9日、住居侵入罪ですでに起訴されている53歳の男を自動車運転過失傷害などの容疑で再逮捕した。

福岡県警・粕屋署によると、問題の事件は2012年4月1日の午前1時10分ごろ発生している。53歳の男は須恵町上須恵付近にある民家へ侵入。下着を盗もうとしていたところを近隣住人3人に発見された。男は乗ってきた軽ワゴン車で逃走。3人はこれを阻止しようと進路を塞いだが、構わず進行を続けるクルマと接触。打撲などの軽傷を負った。

男はうち1人に取り押さえられ、通報を受けて駆けつけた同署員が住居侵入の現行犯で逮捕。傷害容疑でも調べを進めていた。

事件当時、男は酒に酔った状態だったが、調べに対しては「ぶつけようと思ったわけでは無く、クルマを発進させれば(立ち塞がっている人が)避けてくれると思った」などと供述。故意に衝突させられたとは認められないことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で再逮捕した。

警察では引き続き、事件の経緯について調べを進める方針だ。

《石田真一》

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