全体相場は3日続落。
欧州債務危機の先行きに対する警戒感が根強い中、ソニーやパナソニックなど大手電機各社の下落が市場心理を悪化させた。
下値圏では値ごろ感からの買いも入ったが、平均株価は前日比56円34銭安の8953円31銭と続落。2月13日以来の9000円台割れで、2月10日以来およそ3か月ぶりの安値となった。
自動車株は大手3社を中心に堅調。
ホンダが41円高の2752円と反発し、トヨタ自動車が65円高の3235円と続伸。
日産自動車が26円高の804円と続伸し、5月2日以来の800円台を回復した。トヨタ、ホンダの今3月期業績予想が堅調だったことで、引け後の決算発表に期待した買いが入ったもよう。
いすゞが続伸し、スズキ、日野自動車が堅調。
一方、富士重工が3円安の638円と反落。
マツダ、ダイハツ工業、三菱自動車がさえない。