【VW ザ・ビートル 発売】初代 ビートル へ回帰

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VW ザ・ビートル
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6月1日に発売が開始される『ザ・ビートル』は、初代『ビートル』に近いモデルであるという。

「ザ・ビートルの全高は3世代の中で一番低く、ローアンドワイドで非常にスポーティなプロポーションなので、走る楽しさを予感させるデザインです」と話すのは、同社マーケティング本部プロダクト・マーケティング課の山崎信雄氏。

『ニュービートル』と比較をすると、「全長で140mm、全幅で80mm拡大していますが、ルーフラインが後方に伸びたので、初代ビートルに近いシルエットになりました。これにより、後席の頭上スペースが60mm拡大され、大人4人が無理なくドライブすることが可能です」と述べる。因みに、初代ビートルもザ・ビートルもルーフのトップは後席あたりであるのに対し、ニュービートルはクルマのセンターあたりであった。

そして、ザ・ビートルは荷室も大幅に拡大された。「ニュービートルの1.5倍の310リットルとなり、一般的なハッチバックの容量とほぼ同じで、『ゴルフ』の350リットルに匹敵する十分な容量です」と述べた。初代からのコンセプトである、大人4~5人がきちんと乗者でき、かつ、ラゲッジスペースを十分に確保することをニュービートル以上に意識している。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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