全日本トラック協会は15日、日本バス協会や全国ハイヤー・タクシー連合会、関係労働組合などと共同で、全国各地で総決起大会や街頭アピールなどを行う2万人規模の「燃料価格高騰による経営危機突破全国統一行動」を実施する。
昨今の原油高で軽油をはじめとする燃料価格が高止まりしており、中小トラック運送事業者が大半を占めるトラック運送業界では多くの事業者が事業存廃の岐路に直面している。
このため全国統一行動では、全国の都道府県またはブロック単位で総決起大会を同時に開催し、街頭行進などを行ったうえで関係省庁に要望活動を行う。
東京では、全日本トラック協会と関東トラック協会が主催して日比谷公会堂で決起大会を開き、その後国会周辺などをデモ行進して国土交通省や経済産業省に要望書を提出する。