ドイツのプレミアム自動車メーカーのBMWグループと、世界市場でシェアを急拡大中の韓国ヒュンダイモーター(現代自動車、以下ヒュンダイ)。両社が、新世代エンジンの共同開発で協議していることが分かった。
これは3日、ドイツの自動車メディア、『AUTOMOBIL PRODUKTION』が報じたもの。同メディアが「ヒュンダイの鄭夢九会長の息子、鄭義宣氏がドイツ・ミュンヘンを訪れ、BMWグループ幹部と会談。この席で新世代エンジンの共同開発について話し合われた」と伝えたのだ。
BMWグループといえば2011年11月、トヨタ自動車との間で次世代環境車や環境技術面での提携を発表。両社は次世代リチウムイオンバッテリーを共同開発し、BWはトヨタの欧州車向けにディーゼルエンジンを供給することで合意している。
またBMWグループは、フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンともエンジン面で提携。共同開発した小排気量ガソリンエンジンを、MINI、プジョー、シトロエンの各車に搭載済みだ。
なお今回の報道に関して、BMWグループとヒュンダイは、コメントを出していない。