欧州日産のワンオフプロジェクトとして誕生した『ジューク-R』。『ジューク』に『GT-R』のパワートレインを移植したスーパーSUVが、限定生産されることになった。
これは3日、欧州日産が明らかにしたもの。ジューク-Rが極めて少量ながら、生産に移されることが告げられたのだ。
このジューク-R、GT-R用の「VR38DETT」型3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジン(最大出力はデビュー当初の480ps仕様)をはじめ、独立型トランスアクスル4WDや6速デュアルクラッチトランスミッションまでも、そっくり移植。中身は、ほぼGT-Rといえるジュークである。
今回、欧州日産は、限定生産されるジューク-Rがワンオフモデルよりもパワーアップすることを公表。その最大出力は65ps引き上げられ、545psを引き出し、最高速は257km/hに到達する。
欧州日産は今夏、まずは3台のジューク-Rを顧客に引き渡す計画。顧客の要望があれば、追加生産するとしている。