全体相場は3日ぶりに小反発。
前日の米国株高、円高の一服感から輸出関連株を中心に買い戻しの動きが先行。平均株価は前日比29円30銭高の9380円25銭と反発して引けた。
もっとも、連休の谷間で、米雇用統計など海外での主要経済指標の発表控えとあって、マーケットは模様眺めムードが支配的。東証1部の売買代金は1月17日以来約3か月半ぶりの低水準にとどまった。
円相場が1ドル=80円台に軟化したことから買い安心感が強まり、自動車株は総じて堅調。
トヨタ自動車が15円高の3205円と反発。4月の米新車販売台数が前年同月比11.6%増と堅調だったことが買いを誘った。
日産自動車が6円高の806円と反発し、ホンダも19円高の2818円と反発。
ダイハツは10円高の1536円と続伸。
こうした中、三菱自動車が1円安の89円と下落。
マツダが126円、いすゞが458円で変わらず。