マクラーレンは当初、5月のF1ムジェロテストはゲイリー・パフェットとオリバー・ターベイというリザーブドライバーが担当すると発表していた。そもそも、このこと自体がここ数年では珍しい決定だった。
だが、バーレーンGPで8位という不本意な結果で終えたルイス・ハミルトンからムジェロテストに合流する可能性が示され、今度はジェンソン・バトンがテストに参加する意味はないと発言。シーズン途中の公式テストを前に小さな波紋が広がっている。
「時間の無駄だと思う。ムジェロなんてこれまでドライブしたこともないサーキットで走っても意味はないよ。大きなアップデートがあるわけでもなし、(レギュラードライバーが)わざわざ出かける意味がわからない。テストドライバーが特定のパーツで走行距離を重ねたり、極端な条件を試したりするというなら意味もあると思うが、僕たちが出かける必要はないと思うけどね」