富士通、岩手の半導体部品工場をデンソーに譲渡

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デンソーと富士通セミコンダクターは27日、富士通セミコンダクターの岩手工場の譲渡に関する基本契約を締結した。

両社は今後、資産譲渡契約などの種々の契約を締結し、同工場は、10月1日にデンソーの設立する100%子会社として新たに事業を開始する。

デンソーはすでに2か所の自社向け車載用半導体の製造工場を持っているが、自動車向け半導体部品の需要拡大に対応するため、新たな生産拠点の確保を模索していた。

富士通セミコンダクター岩手工場は、1980年操業開始。主にシステムLSIやマイコンなど半導体の前工程製造を行ってきた。

今回の譲渡では、岩手工場在籍の従業員は全員、デンソーが設立する新会社に転籍する予定。また、同工場にて製造している製品についても新会社にて引き続き製造する。

《纐纈敏也@DAYS》

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