フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは25日、2012年第1四半期(1〜3月)の決算を公表した。
同社の発表によると、グループ全体の売上高は、143億ユーロ(約1兆5400億円)。前年同期比は、7%マイナスと減少した。
本業の自動車事業の売上高は、97億1900万ユーロ(約1兆0450億円)。前年同期比は、14%減となった。2012年第1四半期の世界新車販売台数は、79万0100台にとどまり、前年同期比14.2%減と落ち込んだのが響いた。
一方、傘下の部品メーカー、FAURECIA社は2012年第1四半期、42億9700万ユーロ(約4620億円)を売り上げた。前年同期比は8%増と、好調を維持している。