【JNCAP 11】従来より厳しい試験で最高評価を得たのはレクサス CT200h

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2011年度のJNCAP大賞はレクサス『CT200h』が受賞。
  • 2011年度のJNCAP大賞はレクサス『CT200h』が受賞。
  • 会場に展示された車両は側面衝突試験に使用されたもの。
  • 記念の賞状を授与。
  • 新・安全性能総合評価ファイブスター賞に選ばれたスバル『レガシィ』
  • 同じく日産『エルグランド』、左側にあるのは歩行者脚部保護性能試験で使用されたダミー。
  • 3社の代表による受賞後の記念撮影。

自動車事故対策機構(NASVA)は25日、2011年度(平成23年度)の自動車アセスメントの結果発表を行った。今回からは乗員保護と歩行者保護を含めた総合安全性能評価となり、新たに「JNCAPファイブスター賞」が創設された。大賞はレクサス『CT200h』が受賞している。

日本の自動車アセスメント(JNCAP)では、これまで車両の安全性能を中心に評価の対象としてきたが、2009年度からは乗員保護性能試験を新たに加えてきた。そして今回の2011年度からは歩行者の脚部保護性能試験も実施。車両側の安全性能に加え、これらを加味した総合的な安全性能評価を実施した。

その結果、最高評価のファイブスター(5☆)には、レクサス『CT200h』、日産『エルグランド』、スバル『レガシィ』の3車種が選ばれ、総合評価導入とともに設定された「新・安全性能総合評価ファイブスター賞(JNCAPファイブスター賞)」を受賞した。

また、この3車種の中で最も評価の高かったCT200hについてはJNCAP大賞も受賞した。総合評価得点に絡むものではないが、CT200hなどのハイブリッド車や電気自動車については、今年度から「衝突後の感電保護性能評価」も試験内容に加えられている。

《石田真一》

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