4日、米国で開幕したニューヨークモーターショー12。メルセデスベンツのブースでは、『GLKクラス』の2012年モデルが初公開された。
今回のニューヨークモーターショー12では、メルセデスベンツは新型『GLクラス』もワールドプレミア。GLKクラスの「K」とは、ドイツ語で短いを意味する「Kurz」(クルツ)に由来しており、いわば新型GLクラスの弟分が、GLKクラス。メルセデスベンツは今回のニューヨークモーターショー12では、「GLファミリー」をアピールする戦略だ。
GLKクラスの2012年モデルでは、デビュー以来、初の大がかりな改良を実施。フロントはフェイスリフトを受け、新デザインのバンパーやLEDデイタイムランニングライトを装備。ヘッドライトにはLEDが組み込まれた。テールランプやアルミホイールのデザインも新しい。
メカニズム面では、ガソリンエンジンのトップグレード、「GLK350 4マチック・ブルーエフィシエンシー」がパワーアップ。3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、最大出力306ps、最大トルク37.7kgmを発生。従来よりも34psのパワーアップを果たした。
インテリアは、ダッシュボードのデザインを変更。新型『Aクラス』に採用された丸型の空調ベンチレーションなど、アップデートが施された。最新のマルチメディアシステムの採用もニュース。
今回のニューヨークモーターショー12では、BMWが『X1』の米国市場初投入を宣言。現地では、2012年モデルのメルセデスベンツGLKクラスと、真っ向から競合することになる。