ランボルギーニが23日、中国で開幕する北京モーターショー12(オートチャイナ12)で初公開すると見られるSUVコンセプトカー。同車がひと足早く、得意客に極秘に披露されていたとの情報をキャッチした。
これは米国の自動車メディア、『JALOPNIK』が報じたもの。同メディアが、米国ニューヨークで開催されたランボルギーニ主催の内覧会に出席したブライアン・サラモーネ氏の話として、ランボルギーニのSUVコンセプトカーの詳細を伝えたのだ。
同メディアによると、ランボルギーニのSUVコンセプトカーには、BMW『X6』風のクーペボディを採用。ボディの大きさは、ランボルギーニの親会社、アウディの『Q7』とほぼ同等で、フォルクスワーゲングループの「PL71」と呼ばれるSUVプラットホームが使われているという。
この報道が事実とすれば、ランボルギーニのSUVは、フォルクスワーゲン『トゥアレグ』、アウディQ7、ポルシェ『カイエン』と、車台を共有していることになる。
しかし、エンジンには最大出力580ps級の『ガヤルド』用5.2リットルV型10気筒ガソリンエンジンの搭載が噂されている。ランボルギーニのSUVは、フォルクスワーゲングループの兄弟SUVの中でも、最も尖ったキャラクターが与えられると見ていいだろう。