レッドブルは、メルセデスAMGのDRSシステムの合法性についてFIAに再度説明を求めるという姿勢を崩していない。
DRSと連動したFダクトを介して、前後ウイングに空力的に失速状態を引き起こし、直線スピードを獲得させているという噂が絶えないこの方式は、FIAがすでに2度合法を確認しているが、レッドブルはまだ納得しない。
クリスチャン・ホーナー代表は、「マレーシアでFIA技術代表のチャーリー・ホワイティングとかなり突っ込んだ話し合いをした。彼は考えてみたいと言っていたので、上海で正しい考えが示されたらそれに従いたいと思っている。この時点で各チームは、合法であれば同じ方向に進むことになるだろう」と語る。
「トップチームのデザイナーがこの方法に関心を抱き自陣営に取り入れる可能性を検討しているのは間違いない。だが実際に金をかけてパーツを製作する前に、シーズンエンドまでの合法性に関する保証が欲しいのだ」