F1のバーレーン、スペイン、モナコGPの3戦用コンパウンドが、タイヤサプライヤーのピレリから発表された。
バーレーンGPはソフトとミディアム、スペインGPはハードとソフト、モナコGPでは赤いマーキングのスーパーソフトが今シーズン初めて使われる。モナコ用コンパウンドは細かな改良がある程度で基本的には2011年用と同じだ。中国GPまでは、ソフトとミディアムのコンパウンドも供給される。
ピレリ・モータースポーツ部長のポール・ヘンベリーのコメント。
「このタイヤチョイスからはお分かりだと思いますが、目標としたのはパフォーマンスの限界を一杯に広げることでした。コンパウンドが昨年と同じなのはスーパーソフトだけで、それ以外は全てソフト傾向にシフトしています。つまり速くなる方向を探ったわけで、レースをよりコンペティティブに、またストラテジーの選択肢を広げられることを狙いました」
開幕戦からRd. 6までのスリックタイヤコンパウンド一覧
SS=スーパーソフト
S=ソフト
M=ミディアム
H=ハード
オーストラリア:S+M
マレーシア:M+H
中国:S+M
バーレーン:S+M
スペイン:S+H
モナコ:SS+S
2012年のタイヤマーキング一覧
H:シルバー
M:ホワイト
S:イエロー
SS:レッド
インターミディエイト:グリーン
ウェット:ブルー