トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は3日、『ヴェンザ』の2013年モデルの概要を明らかにした。実車は4日、米国で開幕するニューヨークモーターショー12で初公開される。
ヴェンザは2008年1月、デトロイトモーターショー08でデビュー。『カムリ』の車台をベースに開発された北米専用のクロスオーバー車だ。
2013年モデルには、デビュー以来、初の大幅改良が施された。エクステリアはフロントグリル、バンパー、フォグランプ、テールランプ、アルミホイールなどのデザインを変更。従来よりも、スポーティな雰囲気が強調されている。
インテリアは、新デザインのステアリングホイールを採用。装備内容のグレードアップも図られ、ベースグレードには、ディスプレイ付きのオーディオ、ブラインドスポットミラー、リバースギア連動ドアミラーなどを標準装備。全グレードにトヨタの最新マルチメディアシステム、「エンチューン」がオプションで用意された。
エンジンに関しては、変更はない。2種類のガソリンエンジンは、2.7リットル直列4気筒と3.5リットルV型6気筒。最大出力は2.7リットルが181ps、3.5リットルが268psを発生する。