スイスで開催されたジュネーブモーターショー12。新し物好きの現地の人々の視線を集めたのが、トヨタ自動車のブースに展示されたコンセプトカー、『diji』だ。
dijiは2011年11月、東京モーターショー11で初公開。この時の車名は、『Fun-Vii』だった。欧州では『diji』のネーミングに改められ、欧州プレミアを飾った。
開発テーマは、「ヒトとクルマと社会がつながる20XX年の未来」。ボディパネルの全面をディスプレイとし、ボディカラーや表示内容を自由に変えられる。まるでアプリケーションをダウンロードする感覚で、好みの表示に変更できるのだ。
ジュネーブモーターショー12の会場では、dijiはデモンストレーションでその本領を発揮。ボディパネルには、まるで七変化のように次々と美しいイマジネーションが表現され、来場者の注目を浴びていた。