フェラーリが現在、開発を進めている『エンツォ』後継スーパーカー。同車が一部の顧客に対して、年内に披露される可能性が出てきた。
これは13日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。ジュネーブモーターショー12の会場で、同メディアの取材に応じたフェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、エンツォ後継車を2012年末、一部の顧客に披露する意向を示したという。
エンツォは同社の創業55周年記念車として、2002年から2011年にかけて、合計399台が生産された。エンツォ後継車も限定生産車となり、最新のカーボンファイバー技術を導入した軽量ボディに、自然吸気のV型12気筒ガソリンエンジンを搭載する見込み。
同メディアの取材に対して、フェラーリの広報担当者は、「正式発表は2013年1月のデトロイトモーターショーか、3月のジュネーブモーターショーになるだろう」との見通しを示している。