気が動転して一度帰宅、82歳をひき逃げ容疑で逮捕

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14日午後8時ごろ、鹿児島県錦江町内の国道448号で、道路左側の路肩を歩いていたとみられる92歳の女性が進行してきたクルマにはねられる事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。クルマは逃走したが、警察は後に出頭してきた82歳の男を逮捕している。

鹿児島県警・錦江署によると、現場は錦江町田代麓付近で片側1車線の直線区間。92歳女性は道路左側の路肩を歩いていたとみられるが、進行してきたクルマにはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打でまもなく死亡。クルマはそのまま逃走しており、警察ではひき逃げ事件として捜査を開始した。

事故から約30分後、南大隈町内に在住する82歳の男が「人をはねた」として警察に出頭。男が乗っていた軽トラックの破損部位と、ひき逃げ事故の現場で採取した破片が一致したことから、警察は男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「事故を起こし、気が動転して一度帰宅した」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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