90年代のF1シーンで実力と稀有な明るい性格で人気を集めたジョニー・ハーバートが、2012年F1シーズン開幕戦オーストラリアGPのドライバー代表スチュワードに選ばれた。
デビューはそれ以前だが、ブレイクしたのは1995年にはベネトンから出走してイギリス、イタリアGPでの優勝だった。さらに1999年にはスチュワートGPから出走してヨーロッパGPにも優勝。しかしハーバートは、2000年の終わりにF1ドライバーとしてのキャリアを閉じた。
昨年もハーバートは、オーストラリアGPと初開催のインドGPでスチュワードを務めた。ドライバースチュワードは、FIA会長に就任したばかりのジャン・トッドが、「レース中の裁定をより公正に下すためにドライバーの視点を」と、提唱し導入されたポジションだった。