米国のクライスラーグループと、イタリアのフィアットの両社を率いるセルジオ・マルキオンネCEO。同CEOが2年連続で、クライスラーグループからの報酬を受け取らないことが判明した。
これは7日、クライスラーグループが公表した年次決算報告書の中で明らかにされたもの。2010年に続いて2011年も、マルキオンネCEOがクライスラーグループからの給与と賞与の受け取りを辞退したことが記されている。
なお、マルキオンネCEOはフィアットからの報酬は受け取っている。2011年の年俸は明らかにされていないが、2010年は350万ユーロ(約3億7800万円)が支払われたという。