F1のドン、バーニー・エクレストンは、現在、年2回開催となっているスペイン国内のGPを、バルセロナ(カタルーニャ・サーキット)とバレンシア(市街地コース。近年はF1ローロッパGPとして開催)の交互開催とする契約に両サーキットの同意がまもなく得られるだろうという見通しを語った。
スペインの2か所開催は長くは続けられないという見方があったが、エクレストンは双方の主催者との会談を経て今回の構想をまとめ上げたという。
「バレンシアとバルセロナの双方が交互開催がベストであることを受け入れてくれたので、これから具体的な日程を決めることになるだろう。バレンシアを救済するためにバルセロナと交互にやってもらうというのは良い考えだし、両者が満足してくれるのであれば、これがベストなプランであることに異論はないだろう?」
「リタ・バルベラ(バレンシア市長)との会談はサッカーの話題にまで及んだが、その席で私からは『2012年のストリート開催は保証する』という考えを伝えた。準備は順調で支払いの滞りもない。開催は間違いないよ」