メルセデスベンツ世界販売、中国は57.5%増…2月実績

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ダイムラーは5日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は、2月としては過去最高の10万4073台。前年同月比は20.3%増と、28か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比20.3%増の9万5647台。スマートは8426台を販売し、前年同月比は19.9%増と5か月連続の前年実績超えだ。

市場別では、西欧が前年同月比14.8%増の3万7661台と3か月連続で増加。このうち、地元ドイツは21.6%増の1万7993台だった。中国(香港を含む)は、1万9205台を売り上げ、前年同月比は57.5%の大幅増。大型休暇の春節の影響で落ち込んだ1月に対して、2か月ぶりに前年実績を上回る。

また米国は、前年同月比16.9%増の1万8080台と、6か月連続で前年実績をクリア。ロシアが30.1%増となるなど、いわゆるBRICs諸国では、引き続き好調だ。

メルセデスベンツブランドでは、『Cクラス』が、前年同月比15.2%増の2万2881台と好調。『Eクラス』は22%増の1万9011台だ。『Sクラス』は9482台を販売し、前年同月比は89.4%増と大きく伸びる。『Bクラス』は8.2%増の9902台。

SUVでは、『Mクラス』が新型を投入した効果で、前年同月比20.5%増を記録。『Gクラス』は33.1%増、『GLクラス』も9.2%増となった。

同社のヨアヒム・シュミット販売担当副社長は、「1月に続いて、2月の世界販売も好調。第1四半期(1〜3月)は販売の新記録が生まれそうだ」と述べている。

《森脇稔》

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