BMW『6シリーズ』のインテリアデザインのコンセプトは、“ラグジュアリーヨット”である
BMWマーケティングディビジョンプロダクト・マネジメントプロダクト・プランナーの星川聡さんは、「ラグジュアリーヨットが前に向かって航行するというデザインコンセプトです。フロントドアの内側に施されたラインは、フロントに向かって上昇していくようにデザインされています」と話す。
デザイナーのクリスチャン・バウアー氏も「このラインはインストルメントパネルへと続き、さらにエンジンフードの2本のラインへとつながっている」と解説する。
そして星川さんは、「BMWですからセンターコンソールやクラスターもドライバーが操作しやすいように、若干ドライバー側に向いている、ドライバーオリエンテッドな作りとなっています」とBMW共通の特徴は踏まえつつ、「センターコンソールも、センタークラスターに向かって上がっていくデザインで、これもラグジュラリー・ヨットというコンセプト通り、前に向かっていくデザインを採用しているのです」と説明した。