【BMW 3シリーズ 新型発表】インテリアはレイヤーデザイン

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新型BMW『3シリーズ』のインテリアデザインは、“レイヤーデザイン”という手法を採用している。

マーケティングディビジョンプロダクト・マネジメントプロダクト・マネジャーの岡田信之さんは、「いくつもの層を重ね合わせたようなデザインで、開放感と同時にエレガントさを表現しています」という。センタークラスターは、ドライバーの方向に7度向いており、他のBMWモデルと同様ドライバーオリエンテッドなコクピットである。

そのセンタークラスターは、エアコンやオーディオ類の位置を先代より少し高い位置にレイアウトすることにより、動作量と視線の動きを減らすなどの細かい工夫もなされている。

センタークラスターの上段に設置されたカラーディスプレイは、「タブレット端末が置いてあるようなデザインとすることで開放感を与えています」と当時に、これまでのように、上部をソフトパッドなどで覆うこともしていないので、「インストルメントパネルの高さが抑えられ、さらに開放感を感じてもらえるでしょう」(岡田さん)。

そして、新型3シリーズでは初めて、象嵌細工を施したウッドトリムを採用した(328iラグジュアリーにオプション装着)。これはウッドトリムの中に、別のウッド素材をはめ込んで仕上げたもので、デザイン上のアクセントを与えている。

岡田さんは「新型はそのウッドトリムの下に、パールグロスクロームというハイライトを持たせ、より上質感を醸し出しています」と、見た目の質感も向上させていることを語った。因みに、広報室製品広報シニア・ スペシャリストの前田雅彦さんによると、このウッドトリムはBMW『760Li』にも使用されている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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