フォルクスワーゲングループに属し、スペインに本拠を置くセアトは2日、スイスで6日に開幕するジュネーブモーターショー12において、『トレド(TOREDO)コンセプト』を初公開すると発表した。
同車はセアトの中型車、『トレド』の次期モデルを示唆したコンセプトカー。ジュネーブモーターショー12にはコンセプトカーとして出品されるが、ほぼ量産型といえる姿を披露する。
トレド コンセプトは、フォルクスワーゲン『ジェッタ』をベースに開発。フロントマスクとリアエンドには、セアトのアイデンティティが表現されるが、それ以外、例えばサイドのドアなどは、ジェッタとの共通性を感じさせる。
ただし、4ドアセダンに見えるトレド コンセプトのボディは、実際には5ドアハッチバック。全長は4480mmと、ジェッタよりも約170mm短い。
インテリアは、ジェッタのデザインを踏襲。ステアリングホイールなどが、セアトのオリジナルに変更されているのが目を引く。
トレド コンセプトは新型トレドとして、年内にスペインで発売。その後、欧州主要国でリリースされる予定だ。