インド新車市場でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは1日、2月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は11万8949台。前年同月比は6.5%増と、2か月連続で前年実績を上回った。
11万8949台の販売台数の内訳は、インド国内が10万7653台。前年同月比は6%増と、2か月連続のプラスとなった。輸出は1万1296台。前年同月比は11.8%増と、3か月連続で前年実績を上回る。
車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A‐スター』などが、トータル9万4118台を販売。前年同月比は7.1%増と、2か月連続で増加した。
一方、Aセグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万3305台を販売。前年同月比は1.7%減と、8か月連続のマイナスだ。
マルチスズキのインド国内販売が10万台を超えたのは、2か月連続。同社によると、2月実績はスイフトの4ドアセダン、『Dzire』が新型投入効果で、前年同月比58.8%増の1万5068台と伸びたのが大きいという。