フィアットは6日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー12において、フィアット『500アメリカ』を初公開する。
フィアット『500』は2011年3月、米国市場へ投入。500アメリカは、同車の米国発売1周年を記念した特別モデルだ。また、フィアット500は米国の人気シンガー、ジェニファー・ロペスさんとタイアップ。彼女の最新アルバムのビデオクリップにフィアット500は起用されており、そのコラボレーションのひとつの形として、500アメリカは企画された。
車名の通り、アメリカンテイストを強調しているのが特徴。ボディカラーはアメリカブルーと名付けられたシェードのかかったメタリックブルーで、ドアミラーには星条旗のデカールがあしらわれる。
また、ボディサイドには、星条旗の赤と白をイメージしたストライプを採用。16インチのアルミホイールは、センターキャップに赤を配した専用デザインとした。室内はシートが赤とアイボリー、ダッシュボードがホワイトで仕上げられた。
この500アメリカ、米国市場へは投入されず、欧州向けに限定500台をリリース。オープンの『500C』をベースにしたモデルも、500台限定で発売される。