28日に公開されたウィラーエクスプレスの新型車両には、航空機や新幹線などの座席を担当したメーカーによる斬新なシートが配されている。
30~40歳代の女性をターゲットにした女性専用車「ボーテ」は、「眠っている間にキレイになりたい!」をコンセプトにした客室空間に。アーム内側にプラズマクラスターや手鏡などが、レッグレスト部にはマッサージ器やヒーターが付く。
また、横幅61cm、前後幅116cm、リクライニング角度146度の3列上級クラス「ニュープレミアム」は、質感の高い生地を使用し、背もたれ・座面・レッグレストにそれぞれ違うクッションを設けた。
こうしたシートは、エアバス「A300」や新幹線「700系」などの座席も手がける会社が担当したという。
ボーテは東京-名古屋・仙台間などの昼行・夜行に5500~8500円の価格帯で、ニュープレミアムは東京-大阪間の夜行便などに7800~1万1000円の価格帯で運行に就く。