韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは28日、新型車の『K9』の概要を公表した。実車は3月6日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー12で披露される。
同車は開発コードネーム、「KH」として予告されていたモデル。キアモーターズのフラッグシップサルーンに位置づけられ、同社初の後輪駆動車となるのが特徴だ。
キアモーターズのアイデンティティが表現されたフロントグリルをはじめ、そのスタイリングはフラッグシップサルーンにふさわしい堂々としたもの。部分的には、BMW『7シリーズ』を意識したかのようなアプローチも見られる。
パワートレインに関しては、未公表。親会社のヒュンダイモーターズの高級サルーン、『ジェネシス』用と共通と推測され、5.0リットルV型8気筒を筆頭に、4.6リットルV8、3.8リットルV6が設定されるもよう。
K9は2012年前半、韓国で発売。その後、海外市場へも輸出される予定だ。