マセラティジャパンは27日、『グラントゥーリズモS』など計4車種の尾灯に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2008年1月6日~10年4月26日に輸入された288台。
尾灯内部のプリント基板同士を接続しているブリッジ線の長さとはんだの量が不適切なため、車両振動などによりはんだが剥がれ、接触不良となって尾灯が点灯しなくなるおそれがある。
全車両、左右最外側の後部灯火装置の製造日を確認し、対象の場合は部品を良品と交換する。
不具合発生件数は52件で、市場からの情報と国土交通省の指摘でわかった。事故は起きていない。