スイスのリンスピード社が3月、スイスで開幕するジュネーブモーターショー12に出品するコンセプトカー、『Dock+Go』。その最新オフィシャル写真が公開された。
リンスピードは、フランク・M. リンダークネヒト氏が1977年、スイスに設立したエンジニアリング会社。主にドイツ車のチューニングを得意とする。毎年ジュネーブモーターショーに斬新なコンセプトカーを出品し、話題を集めることでも知られる。
ジュネーブモーターショー12で発表するDock+Goは、スマート『フォーツー』のEV、『フォーツーed』をベースに開発。航続距離が短いというEVの問題点に、リンスピードはDock+Goでアプローチする。
Dock+Goは、フォーツーedの後部にトレーラーのようなボディを接続。このトレーラーには、「エナジーパック」を内蔵。エナジーパックには、二次電池としてのリチウムイオンバッテリーだけでなく、燃料電池やレンジエクステンダー用の発電専用エンジンなど、さまざまな補助電源が搭載できる。
リンスピードが公開した最新オフィシャル写真からは、Dock+Goがピザ宅配などでの使用を想定しているのが見て取れる。