米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは15日、2011年通期の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は前年比75%増の2億0424万ドル(約162億円)。しかし、最終損益は2億5441万ドル(約200億円)の赤字を計上。前年の1億4683万ドル(約115億円)の赤字から、赤字幅が拡大した。
テスラによると、赤字拡大の大きな要因が2012年後半に投入する新型4ドアEVスポーツ、『モデルS』。同車の研究開発費や生産準備に向けた費用がかさんだためだという。
同社のイーロン・マスクCEOは、「2012年はモデルSの発売により、下半期に売り上げが伸びるだろう」とコメントしている。