フェラーリは15日、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー12 において、『カリフォルニア』の2013年モデルを初公開すると発表した。
2013年モデルのハイライトが、エンジンのパワーアップ。直噴4.3リットルV型8気筒ガソリンエンジには、エグゾーストマニホールドやコンピューターなどを変更。これにより、最大出力は30psアップの490ps、最大トルクは2kgmアップの51.5kgmを獲得する。トルクカーブも見直され、幅広い回転域でトルクを引き出す特性とした。
さらに2013年モデルでは、シャシーなどにアルミ素材の導入を推進。30kgの軽量化を達成した。これらの改良により、2013年モデルのカリフォルニアは、0-100km/h加速は0.2秒短縮され、3.8秒のパフォーマンスを実現する。
また、2013年モデルには、「ハンドリングスペシャルパッケージ」を新設定。専用チューニングの電子制御磁性体ダンパーや強化スプリングを装備している。