ZMP、MATLABコネクション2を発売…自動運転・予防安全技術研究開発用アプリ

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RoboCar 1/10
  • RoboCar 1/10
  • 経路設計イメージ
  • 設計経路とシミュレーション結果

ゼットエムピーは8日、カーロボティクス・プラットフォーム「RoboCar1/10」のMATLAB/シミュリンク用アプリケーションの最新版「RoboCar 1/10 MATLABコネクション2」の販売を開始した。

RoboCar1/10は、環境認識機能を持つ実車の10分の1サイズの自動車研究開発プラットフォームで、自動運転や予防安全技術などの運転支援技術の研究開発、自律移動を題材とした研究・教育など向けに提供している。

新製品のアプリ、MATLABコネクション2では、RoboCar1/10をMATLAB/シミュリンクプログラムにより現在位置から任意の位置と向きまでの経路を設計することが可能となる。

例えば、自動駐車や車線変更、障害物回避などの自動走行の研究開発の場合、目標の位置と向きに従って最適な経路を算出し、車両二輪モデルを用いてMATLAB/シミュリンクにより操舵角を推定する。この操舵角に基づきMATLAB/シミュリンク上でのシミュレーションを行うことができ、計画した経路とシミュレーション結果との比較、その差異に基づく経路制御が可能となる。

MATLABコネクション2を活用することで経路計画とシミュレーション、実機による検証をスムーズに行うことが可能となり、研究開発期間の短縮が図れるとしている。

MATLABコネクション2は、一般向けが4万2000円、アカデミック向けが3万1500円。

《レスポンス編集部》

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