米HV販売、トヨタ プリウスが独り勝ち…1月実績

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米国で1月、前年同月比8.6%増の1万1555台を売り上げたトヨタ・プリウスシリーズ
  • 米国で1月、前年同月比8.6%増の1万1555台を売り上げたトヨタ・プリウスシリーズ
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トヨタ自動車、ホンダ、フォードモーター。米国でハイブリッド乗用車をラインナップしている主要3社の、1月ハイブリッド車販売実績が出そろった。

各社の発表によると、1月に米国で最も売れたハイブリッド車はトヨタ『プリウス』で1万1555台。東日本大震災後の減産の影響も解消し、前年同月比は8.6%増と伸びた。これは、『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)追加の効果も大きい。

レクサスブランドでは、『CT200h』が1025台をセールス。レクサスのハイブリッド車は1月、米国で1963台を販売しており、前年同月比60.2%増の伸びにCT200hが貢献した。

ホンダは、『インサイト』が前年同月比68.3%減の492台、『シビックハイブリッド』が31.2%減の449台、『CR-Z』が59.4%減の363台と、いずれも大幅な減少。

また、フォードモーターでは、SUVの『エスケープ』が前年同月比33.6%減の345台、中型セダンの『フュージョン』が37%減の611台。リンカーンブランドでは、『MKZ』が31.6%減の253台という結果だ。

1月の米国ハイブリッド車市場において、独り勝ちとなったトヨタのプリウスシリーズ。日本で販売されている『アクア』が、米国では『プリウスc』として3月に発売されることが決定しており、プリウスシリーズの販売はさらに伸びる可能性がある。

《森脇稔》

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